事故発生~事故後の対応

※ 以下の記載は,事故発生後の時点で,可能な範囲で行ってください。
事故により怪我をされ,無理をされるとかえって症状が悪化してしまうことがありますのでご注意ください。
 

1 事故が発生した後に警察を呼ぶということは,だいぶ常識となってきました。

そのうえで可能な範囲で,自車の状況やタイヤ痕の状態等,事故現場の写真を撮影しておくことが,事故の状況を残す(証拠化する)ために非常に有効です。
また,可能であれば,加害者の任意保険会社等を聴いておきましょう。
 

2 そのうえで,体に痛みなどの症状がある場合には,できる限り早く,病院に行くことをお勧めいたします。

事故直後は緊張や神経の高ぶりから,痛みに鈍感となっていても,時間が経つにつれて,痛みが強くなることがあるからです。
加えて,事故発生と治療開始までの時間が開いてしまうと,交通事故の被害として治療が必要となったのかという,因果関係の有無が争われるケースもあります。
事故発生から通院までの間が,たったの3日間に過ぎないのに,因果関係が争われ,解決までに徒に時間を要した事件も,決して少なくありません。
このため,体に痛みなどの不調を感じた場合には,できる限り早く,病院に行きましょう。
 

3 病院への通院などを済ませ,ある程度落ち着いた段階で弁護士に相談をされることをお勧めします。

といいますのも,例えば,事故直後に然るべき検査を受けておかなければ、後遺障害等級認定を受けられなかったり,後で残った後遺症との関連を証明できなかったりすることがあるのです。
この点、事故直後の段階で当事務所にご相談を頂ければ,治療先についてのアドバイスや,検査内容に関するアドバイス,医師に伝えるべき情報に関するアドバイスなど,これから治療を始める方に,後遺症を残さず,仮に後遺症が残ってしまったときには後遺障害等級を獲得できるよう,アドバイスをすることが可能です。
加えて,初診時の診断書の写しをご持参頂くと,より具体的なアドバイスが可能となりますので,可能ならばご持参ください。
なお,交通事故の被害者の方が入院を要し,直接ご相談に来ることができないという場合でも,ご家族の方などにアドバイスをすることは可能ですので,遠慮なくご相談ください。
 
 
・後遺障害等級獲得サポート →⑥
・治療開始・治療継続 →⑩
 
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